最近、どうも物忘れが増えてきてるなぁと、自分の記憶力低下に困惑することばかりです。先月は、ある方との約束を完全に忘れてしまう失態をしてしまい、自分の忘れ様にビックリしたばかりなのに。
先日も、病院の予約があったのにド忘れで、次の日まで気づかず。。。こんなにも忘れてしまうのかと嘆いてますが、半分納得してる自分もいます。
ちょうど読んでた本の一文が頭をかすめたからです。
「四十代は物忘れの嵐。。。」
それは、黒川伊保子さんの本『運がいいと言われる人の脳科学』の一文ですが、人生のゆだね方もこう綴ってます。
「三歳までに、十分なスキンシップを与えられ、八歳までに自由に遊び、十二歳までにぐっすり寝て、中学生で少しぐれて、十五歳からはがむしゃらに学び修行し、三十代は迷い惑って悩み抜き、四十代は物忘れの嵐。五十代は、頭に浮かんだことをきっぱりと言う。これこそが正しい人生の波の乗り方である。」
生理的な老化が始まると、ヒトの脳は知的に完熟する。ヒトの脳は五十代半ばで、熟成を迎えるそうです。
簡単にまとめると、
歳を重ねるごとに短期的な記憶力は衰えるが、本質を見抜く力や物事への対応力が最大に発揮できる脳へと成熟していくのかと。
『人生は50を過ぎてからが楽しい』とも聞くし、孔子も『五十にして天命を知る』と言ってるそうなので。
『私の脳も50に向かって成熟しているんだー!』と前向きにとらえて楽しむつもりですが、こんなにも物忘れが続くのかと、ちょっと悲しみも半分です。
とりあえず、今後の記憶は周りのみんなに任せつつ残りの人生、楽しみます(^-^)/